激震!ジャクソンホールとトランプ砲でドル円、クロス円大きく下げる。ユロドル上昇も決済できず(ノД`)・゜・。(8月23日)
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パウエル議長頑張って
21時頃に、中国がアメリカの輸入品に追加関税を課すことを発表し、リスク回避の動きとなった。ただ、報復関税も市場は予想していたこともあって、こちらも大きな動きにはつながっていない様子。トランプ大統領は中国の関税に対応すると発言しており、株式市場も下落してきている。
23時からのパウエル議長の講演は、「世界景気はさらに減速」と発言し、追加緩和の可能性は示唆したものの、明言はしていない状態。
ただ、この発言から来月に利下げが行われる可能性が高まったこともあり、ややドル安に推移してきている。
ただ、 今日の目玉は何といっても、パウエル議長の記者会見とそれに反応するであろう、トランプ発言。
パウエル議長の記者会見直後に、トランプ砲のの発射予告があったことからドル安介入ではないかとの予測からドル安が進み105.80円まで下がる。
さらにトランプ様が利下げを求める発言や中国の報復関税に対抗処置を講じる姿勢を見れると、投資家はリスク回避の姿勢を強めてNYダウは一時700ドル超の下落。
安全資産と言われる米国債に資金が集まったことで10年国債利回りの急低下。これを受けてドル円は一時105.252円まで下落。対ユーロでもドル安が進んだ。
結局、ドル円は105.41円、ユーロドルは1.11428で引け。ユーロ円も円買いが進んで117.455円まで下げた。
これまでサポートされてきた105円ミドルで下げ止まったものの、先行き不安は拭えない。サポートされればユロドルは膠着後再び下げる可能性が高いか。
1.12へ向かうか1.11まで下げるかしばらく様子見。1~2日ではなく3~4日は見るつもり。慌てて入って捕まったユロドルショート103枚と、目先の僅かな利益を手にしようと安易なトレードで捕まったロング100枚は、今後の値動きを慎重に見極めて決済したい。
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今後懸念される、米国株急落リスクは5つ。「逆イールド」から約2年後に訪れるとされるリセッション(景気後退)を回避できるのか。ちなみに、「逆イールド」からリセッションを回避できたのは1996年の1度だけだ。
1、対中関税「第4弾」9月1日発動による輸入価格上昇が米金利を押し上げる。
2、英国EU離脱、特に合意なき離脱を巡る欧州金融混乱。
3、日本の10月消費増税による景気失速。
4、香港騒乱の長期化。
5、インド、パキスタン紛争再燃
※「逆イールド」とは
3ヵ月物財務省短期証券(Tビル)と10年債の利回りが逆転すること。
2019年3月22日、12年ぶりに逆転した。逆イールドから12か月から24か月でリセッション入りするとされている。
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ドル円、ユロ円、ユロドル、ユロポンの5分足チャート
パウエル議長の発表を受けたトランプ砲を切っ掛けにドル売り、円買いの動き。
ドル売りが円買いより凄かったのでユロドルが1.108から1.114まで上昇。
ユロドルは普段ゴロゴロしてるけど、動く時はスゴイんだぜ。
捕まっていた買いの100枚がプラ転したが、まだ上昇の余地がありそうなので待つ。
48万円の損切りをするならいつでも売り買い両玉を一気に切ればいいだけなのだけど、どうせなら最後のあがきを見せたい。このままドル安が進んで大きな節目になる1.12に達するか否かが勝負の分かれ道。あぁドキドキ。。(;´Д`)ハアハア
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8月23日の決済損益
+75,048円
スワップ損益
-15円
今日は504通貨を決済して昨日の半分以下の利益。
全てのトレードの効率が悪かったが、焼かれなかったのだからヨシとしよう。
もうちょっと思い切りがあれば昨日以上の爆益だったのに。。
1枚増えているのはドル円が下がったので買ったから。
さらに下げたのでしっかり捕まってるけど、お守り代わりに持ち続けよう。。